メニュー
今年はじめてのwood workinです。
栃の縮杢(ちぢみもく) トチやカエデ(楓・メープル)類、ウォールナットなどによく見られる、木目が波状に縮んでしわがよったように見える「杢」のことです。繊維方向の木目とは直交するように現れます。
栃の一輪挿し弁柄(酸化第二鉄)で着色しています。
縮杢は風雨により樹木が曲がったり、枝の重みで樹木に荷重がかかったりすることで生まれます。楽器(バイオリンなどの弦楽器の甲板)や釣り具などによく使われており、中でも縮み杢のあるトチは茶道具や工芸品に使われるなど珍重されています。
手のひらに乗るぐらいの一輪挿しですが、この栃の木が巡ってきた自然環境や、何十年も風雪に耐えてきた壮大な歴史を感じます。
商品カテゴリ