厳寒の朽木へ
2月2日(土)雪を求めて滋賀北部へ。AM5:30に家を出て161号線をひた走る、白髭神社には多くのカメラマンが琵琶湖に浮かぶ大鳥居からの日の出を撮ろうと待ち構えている。(現在6:30)私達も仲間入りし、三脚を立て東の対岸に向け日の出を待ちました・・・・が雲に遮られ時刻になっても未確認。
残念ですがこの場は諦め次のロケ地へ車を走らせました。367号線から朽木本陣を経て安曇川沿いに781号線へ、針畑川の流れに沿った山道は細く曲がりくねっています。道沿いは1m程の積雪、民家は雪で埋まりそうになっている、この家に人は住んでいるのでしょうか?
もちろん明らかに廃墟化した無人の家も多いのですが、煙突から煙が、家に灯りが、玄関だけ雪かきをしてあるお家もあるのです。実際にこの景色を共有すると感銘してしまいますね!
確かに夏の朽木は避暑地としては、とても良いのですがこの状態を見ると、さすがに怖さすら覚えてきます。しかし実に美しい、とても美しい …..a beautiful place…..。ブナの巨木が生い茂る原生林、豊かな自然がそのまま残された朽木。
山間の渓谷をぬう一筋の街道「鯖街道」、若狭から京都まで18里この街道を通り京の都に鯖が運ばれていた、いにしえの道を後にしました。
161号線から琵琶湖大橋を渡り左折、少し湖岸道路を走ると守山市のなぎさ公園、早咲きの菜の花畑群が左に見えてきました。菜の花を演出するのは青い空と比良の山々そして真冬の琵琶湖。
冬の晴れ間の一日でした。雪景色も花畑もそして琵琶湖も包み込む滋賀、いいところです。明日は工房でブレスレット作りがんばりま~す。