多賀大社万灯祭
8月3日の薄暮、杉坂山(ご祭神降臨の地)で御神火祭が行われ、浄火が古式により切り出されます。
麓の調宮(ととのみや)神社を経てご本社に運ばれると、1万灯を超える提灯に明かりが灯されました。
伊邪那岐(いざなぎ) 伊邪那美(いざなみ)の大神様は、数々の尊いご神蹟をあらわされたのち、女神さま
は黄泉の国(死後の世界)の大神となられました・・・とされています。
万灯祭は私共の祖先の御霊をお護りくださる女神様に感謝を捧げるお祭りで、湖国の夏の風物詩として
も有名です。
鳥居から太閤橋をへて本殿までのすべてに提灯の波、数や配置に圧倒され言葉にならないほどの迫力
ある景色に暑さも忘れてシャッターを切っていました。
提灯は幻想的で郷愁や哀愁を感じる灯りですね!
日本人でよかったと思える夏の一夜でした。